アニトンのロジカル部屋

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アニトンのロジカル部屋

アニメやラノベ、その他サブカルチャー系のまとめブログ。ヲタクにとって有意義な情報を発信していきたい。

【考察】『幼女戦記』考察!なぜ『幼女戦記』は面白いのか?【アニメ・原作】

幼女戦記 考察

f:id:aniton:20170212123046j:plain

グーテンターク!

皆さん、アニメ『幼女戦記』は楽しんでいますか?

僕はめちゃくちゃ楽しんでますよ。原作小説も買ってしまう程にw

というわけで、今回は『幼女戦記』がなぜ面白いのかについて考察しようと思います。結論だけ知りたい人は、下の目次からまとめに飛んでください!

幼女戦記とは?

とりあえず、ざっくりと作品の概要を書いていきますね!

2011年からネットに投稿されていたオンライン小説が原作です。2013年10月よりエンターブレインから出版されています。

そして2017年1月よりアニメ『幼女戦記』が放送を開始しました!

▼公式Twitterもチェックです

twitter.com

内容は、いわゆる異世界転生作品。

現世でどこぞの会社(多分一流企業でしょうね)の人事課に所属していた主人公が、その信心の無さゆえに異世界に輪廻転生させられるというお話。

その異世界とは第一次大戦前夜の欧州をモデルにしているようで、転生した主人公は幼女ながら軍人として人生を歩んでいます。

とまあ、こんな感じで伝わるでしょうか?

▼アニメ観た方が早いよ!w

www.youtube.com

んじゃ、早速考察に入っていきましょうか。

どうして『幼女戦記』は面白いのか? 

考察を述べる前に、考察者のプロフィールって大事な情報だと思うんですよね。

前提を共有できない議論ほど虚しいものはないし。

というわけで、僕のプロフィールです。考察を読む前に頭の片隅にインプットおなしゃす。

・20代男性

・ミリオタではない

・萌えオタでもない

・広く浅くを信条にしている

・アニメ視聴本数=7~10本(週)

ラノベ読書数=5~6冊(月)

アニメ第1話視聴時、原作未読

情報としてはこれくらいで充分ですかね。

面白いと感じたきっかけ

まず、アニメが始まるまでは『幼女戦記』という存在はタイトルしか知りませんでした。書店で見かけることはあっても、買おうとは思わなかったです。

理由としては、コストが高い!

web版もあるということで、わざわざ買う必要はないな〜と。それに分厚いし。場所取るし。

というわけでスルーしていたんですね。Twitterとかで幼女というワードへの抵抗感とかが論じられているのを見るたびに、「そんなの気にするのか〜」と思いました。世の中色々ですね。

とまあ、未読の状態で第一話に入っていくと。

第一話をご覧になった方は分かると思いますが、基本的にキャラ見せというか、なんというか。無難な1話だったと思います。

▼1話予告

www.youtube.com

その時点では、僕の評価としては「まあ面白い感じだな」程度でした。ちなみに「まあ面白い」という評価は、決して高いものではないです。視聴継続が決定される程度の意味合いです。

これが「面白い」に転換されるにはかなりハードルが高いです。

今でこそ、週に7~10本に落ち着いてしまってますが、全盛期は30本近く観ていました。そもそもの要求水準が高いので満足できる作品は少ないのです。ただし、特筆すべき点があれば話は別です。

別に高尚な()視点から作品を論じるつもりなどさらさら無くて、面白いと思える部分があれば面白いと論じてしまうのが僕という人間だったりします。

では、そんな僕に「面白い」と感じさせた決定要因とは何か?

それは主人公のバックグラウンドの確かさ、です。

主人公の資質こそが作品を規定する

結論から言ってしまえば、第2話で示された主人公の現世でのキャラクター(人格)が素晴らしかった。

仕事が出来る男という現世ではハイスペックな人間が、異世界ではどのように生き抜いていくのか興味深かったし、見て行きたくなったのは間違いないですね。

引きこもりニートの英雄譚ほどつまらないものはない。

▼現世では仕事の出来る男

f:id:aniton:20170212144846j:plain

 

昨今流行り(今はだいぶ落ち着いてきた感はありますが)の異世界転生俺TUEE系。

僕、大嫌いなんですねwww

流行りを否定するつもりは全くないんですが、嫌いなものは嫌いなのです。その理由は薄っぺらいキャラクター性。

キャラクターというのは、必ずバックグラウンドを持っていて、それがゆえに様々な物語を読者なり視聴者なりに提示してくれるのだと思っています。

けれども異世界転生俺TUEE系は、現世におけるネガティブなバックグラウンドを無視して、主人公をチート級のキャラクターに仕立て上げてしまう。そんな主人公の物語なぞペラペラ過ぎて、記号を読まされているように感じてしまうのです。

もちろんそれを楽しむ人々がいるのは理解できる話です。それを否定するつもりはありません。

その点において、『このすば』は良いですよね〜

現世でダメだった奴が、異世界でもダメダメな日々を過ごしているというコメディ。調和が取れています。

konosuba.com

幼女戦記』はどのように規定されているのか?

幼女戦記』が面白いと感じられるのは、論理的思考を現代よりちょっと古い世界観の中で違和感なく発揮されるからだと思います。

これはいわゆるチートキャラを自然に生み出す構造として適正解でしょうね。なんの根拠もなく超常的な力を手に入れるよりも、よっぽど受け手を納得させられる構造になっています。

また神(存在X)である超常的な存在主人公のコンフリクトも、主人公がチート的存在であることを肯定する要因になっているように感じました。

つまり、チートであることを積極的に容認される作品という規定がなされているということです。

そういう世界観であれば、受け手としてもツッコミを入れずに楽しめますよね。

キャラクターと声優の調和

そして最後に。

上記の部分が評価の深層に影響を与えているとしたら、これから記述することは表面的な部分だろうと思います。

つまり、キャラクターと声優の調和が素晴らしいということです。

声優の悠木碧さんの技量の高さは、アニメ好きなら知っていると思いますが、彼女の演技力によって、ターニャ・フォン・デグレチャフというキャラクターが完成されたと僕は感じます。

原作を読めば感じることですが、どうしても戦記小説的な側面が強く、ターニャという一個体としての魅力が低い。

小説は小説で面白いのですが、アニメが評判になっているのも悠木碧さんの化物じみた演技があってこそでしょうね。

▼化物幼女

f:id:aniton:20170212152514j:plain

 まとめ

幼女戦記』が面白い理由。それは…

1.論理的なキャラクター性

2.違和感のないチートキャラ

3.悠木碧がすごい!

ですかね。小説の方は知的に楽しみたい人向けという印象です。文中に様々な理論の紹介があって、ターニャ(中身おっさん)と同じ知的水準にたどり着きたい人向けって感じです。

興味がある方は是非、買って読んでみてください。

考察記事はとりあえず、ここまでです。

では、また戦場で…